
こんにちは。
ところで、アジュモニの白菜キムチには「甘口」と「辛口」があります。これはどう違うんでしょう。
キムチなんだから、唐辛子も入っているし、辛いに決まっていますよね。それなのに、甘口? ということは、辛口は相当辛いの? 特に初めてのお客様からは、よくそういった質問をいただきます。
今回は、「甘口キムチ」と「辛口キムチ」の違いについて、説明いたします。
・早速、どう違うんでしょう?
さて、アジュモニの白菜キムチですが、甘口も辛口も「辛さ」というところでは、実はそんなに変わりはないんです。
「だったら、なんで甘口、辛口なんて言うのさ!」
名前については、もう本当にわかりづらくてすいません。おっしゃる通りです。
実は私も、初代の頃から「甘口と辛口じゃ、分かりづらくないですか?」と言っているくらいなんです。とはいえ、初代の決めたことですから。。。
名前はともかく、甘口と辛口の一番の違いは、「具」にあります。
先日のブログ記事にもある通り、アジュモニのキムチは必ずしも「本格だけ」を追求していません。もちろん「本物」である必要はありますが、その中で「さらなる美味しさ」を追求しています。
・甘口キムチ
「白菜キムチの美味しさ」をとことん追求したもの、もっといってしまえば、初代の考える「究極のキムチ」を具現化したのが、この甘口キムチです。
だから、甘口キムチは、よくいう「本格キムチ」とは方向性が全く違います。
まず、なんといっても「びっくりするくらいに具沢山」!
たくさんの野菜に加えて、梨、アミ、イカなど果物と魚介の旨味がたっぷりと詰まっています。
初めて食べる方やお子さんなんかは、「あ、イカが入ってる!」なんて楽しみながら食べていただいているようなんです。
その初代の考えた究極ともいえる具材を、塩漬けした白菜の葉一枚一枚の間に、丁寧にすべて手作業で挟み込みます。
つまり、キムチを極限まで美味しくするこのレシピももちろんのこと、味のためには手間も一才惜しむことなくかけているのが、アジュモニの「甘口キムチ」なんです。
初代はよく「キムチは漬物じゃない。料理なんだよ」といっていました。甘口キムチは、まさにその言葉通りの逸品です。
・辛口キムチ
それじゃあ、辛口キムチは、それと比べると一段落ちるのか? いえいえ、全くそんなことはありません。甘口キムチが「初代の考える理想のキムチ」なら、辛口キムチは「本道のキムチをどこまで美味しくできるのか」と初代が知恵を絞ったもの。
「これが最高」そう思ってしまえば、もう進歩がありません。好奇心旺盛で常に向上心を持った初代が、「もっと美味しくならないか、もっと美味しくならないか」と積み重ねてきた、まさに「極上の本格キムチ」といえるのが、この辛口キムチです。
そして、どちらのキムチにもいえるのが、レシピはもちろんのこと「素材の吟味・熟練技の塩漬け・手間を惜しまない本漬け」があってのこと。そう簡単に真似のできるものではありません。
・どちらがおすすめ?
これもよく質問していただきます。
「好みです」というのが正直な答えなんです。どちらも美味しいけど、性格がそれぞれ違いますから。両方食べてみて、自分の好みはどっちなのか決めていただくのがいいと思うんです。味の違いもありますが、その時の気分なんかでも違いますしね!
でも、それではなんの参考にもなりませんよね。
迷っているのなら、ぜひ一度「甘口キムチ」を試していただきたい。このキムチは「キムチの店 アジュモニ」でしか食べられません。食べてみないともったいない。
でも、本格にこだわるなら「辛口キムチ」がいい。これを食べずに本格キムチを語ることなかれ。
・ありがとうございます
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
そうそう。最初の方に出た「甘口キムチと辛口キムチじゃ分かりづらい」という話。
「”旨口キムチ”と”本格キムチ”にしたらどうですか?」と初代に言ったことがあるんです。結果は見事に「却下」でした。理由は「どっちも旨いし、どっちも本格料理」だから。
納得です。
ーー
* 究極のキムチに興味があるのなら「甘口キムチ」!
・ アジュモニのキムチの特徴が一番よくわかるのが、「甘口キムチ」です。料理としてのキムチをとことん追求した、アジュモニだけの逸品です。
* 王道の本格キムチが気になるのなら「辛口キムチ」!
・ キムチの本道をとことん追求したのが「辛口キムチ」です。手間ひま惜しまず、素材にとことんこだわると、キムチはここまで美味しくなるんです。
*キムチの店アジュモニはこちらです。