
こんにちは。
アジュモニのキムチについて、「見た目ほどほど辛くないね」「辛さより風味や旨味の方がつよくていいよ」というご感想をよくいただきます。
お料理としていえば、キムチの唐辛子は、ただ辛くするためだけに入れているわけではありません。たとえば、唐辛子は独特の心地よい風味をつけます。それから、食欲をそそるキムチのあの赤い色も唐辛子の自然な色ですし、少し驚くかもしれませんがコクのある甘味も唐辛子にはあります。
それから、唐辛子に含まれるカプサイシンには、食欲増進効果があるとも言われます。
さらに、個人的にはここからが特に気になるんですが、カプサイシンが体に入ってくると、アドレナリンが分泌されて、代謝がよくなる効果もあるそうなんです!
カプサイシンとアドレナリンで代謝がよくなると、あのつらい冷え性の改善だとか、さらにはダイエットや美容にもいい効果が期待できるんですって❗️
まあ、唐辛子ってなんて素敵なんでしょう😍 キムチを食べているだけで、美肌&ダイエットの効果も期待できるなんて! 食べるの大好き✨(←いや、食べてるだけじゃだめですよね。。笑)

ところで、「キムチの店 アジュモニ」では厳選した韓国産の唐辛子を使っています。韓国産の唐辛子の特徴は、辛いだけでなくて旨味も強いんです😋 それに、風味もとっても豊か✨
もちろん、韓国産ならなんでもいいというわけではありません。同じ白菜でも、時期や産地によって微妙に味が違うように、それぞれのキムチに一番よく合うものを、厳選して使っています。
韓国産の唐辛子がキムチによく合うというのは、長いこと唐辛子と付き合っていますから、それは経験的によく知っています。国産の唐辛子と韓国産の唐辛子の違いはいろいろありますが、例えば「辛さ」も大きな違いの一つ。
とはいえ、国産の唐辛子と韓国産の唐辛子を比べると、どれくらい辛さに違いがあるんでしょうか?
唐辛子の辛さの素はカプサイシンです。ということは、カプサイシンがどれくらい含まれているのかを調べれば分かるはず!
いろいろ調べた結果、「黒岩食品株式会社」さんのウェブサイトにとっても分かりやすくまとまっていたので、引用させていただきます。
(黒岩食品株式会社さんのウェブサイト:
http://www.kuroiwafoods.co.jp/publics/index/20/)
ここを見ると、国産の唐辛子のカプサイシンの量は、0.1〜0.4%。そして韓国産の唐辛子は、0.02〜0.06%と書いてあります。
んー。いまいちピンときません。。。(>_<)
それなら、国産の唐辛子と韓国産の唐辛子の辛さを、「星」で表してみると。

国産の唐辛子のカプサイシンの量が「星5つ」だとすると、韓国産の唐辛子は「星1つ」ってことになります。
え? 経験的に「国産の唐辛子よりも韓国産の唐辛子の方が辛さは穏やかだ」と、知ってはいたのですが、ここまで違うなんて!ちょっとびっくりです!(◎_◎;)
ところで、キムチのあの食欲をそそる赤い色は、唐辛子に含まれるβカロチンの色です。
もし、韓国産の唐辛子を使ったのと同じくらいの色にしようとしたら、つまり、韓国産と同じ量の国産の唐辛子を使ってキムチを作ったとするとどうなるでしょう? 国産の唐辛子では、当然、辛くなりすぎます。
逆にちょうどいい辛さにしようとしたら、国産の唐辛子では、あの美味しそうな赤色にはなりません。
これが、色だけのことならいいのですが、風味も旨味も甘味も、すべて同じように少なくなってしまいます。
アジュモニが韓国産の唐辛子にこだわるのは、カプサイシンの量がちょうどいいからなんですね。つまり、美味しいキムチを作るのに必要な「辛さ・風味・旨味・甘味」が絶妙なバランスで備わっているのが、韓国産の唐辛子なんです。
どんなお料理でもそうなんですが、やっぱり「その土地のお料理は、その土地の素材で作る」というのが、美味しく作る秘訣なんですね!
ああ、こんな話をしたら、無性にキムチが食べたくなってきました😋
*美味しいキムチはこちらから → キムチの店 アジュモニ